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〔アメリカ事件〕

爆弾予告事件


アメリカ事件

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爆弾予告事件

爆弾予告事件


〔爆弾脅迫〕

 これは私のいた事業所でのことではないのですが、ある日、バージニアにある別の事業所に爆弾を仕掛けたという脅迫電話が入りました。

 爆弾脅迫を 「bomb scare」というのですが、本当にそのような電話が入り、その事業所では、全従業員を退去させ、警察やFBIが入り、警察犬が場内全体を探索しました。結局、爆弾は見つからず、犯人も不明のままその事件は終結しました。怖い話です。


〔冗談爆弾脅迫〕

 あるときメキシコの姉妹工場(私の会社のメキシコ事業所)から送付されてきたダンボール箱の表面に爆弾脅迫文が書かれていました。受け取ったアメリカ人従業員は英語しか読めなかったので中味を全部出してしまった後に、たまたまヒスパニック系アメリカ人がその文章が脅迫文であることを見付けて大騒ぎとなりました。

 スペイン語だったのですが、英語や日本語でも書いてみると、内容は

 スペイン語:No toques, bombas, bons, bons, bons ...
 英語:   Don't touch, bomb, bang, bang, bang...
 日本語:  触るな、爆弾、ボン、ボン、ボン・・・

 などと書かれていました。結局、メキシコ人の冗談と分ったのですが、アメリカならではの事件でした。もし梱包を解く前に発見していたら、警察やFBIに通報するところでした。


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