アメリカでの留学の終了や、派遣社員任務の終了などで、いよいよ日本に帰国することになった場合、現地の銀行に預けておいた資金をどのように処理するかについては、いくつかの選択肢があります。 |
アメリカでの留学の終了や、派遣社員任務の終了などで、いよいよ日本に帰国することになった場合、現地の銀行に預けておいた資金をどのように処理するかについては、いくつかの選択肢があります。 |
私はインターネットでその日のレートを確認して日本円が安いときを見計らって昼休み等に銀行にでかけ送金したことが何回かあります。 |
日本への送金方法 |
基本的な日本への送金方法 |
基本的な、日本への送金方法はいくつかあります。具体的な選択肢として、主に次の四つの方法があります。
1.お金をそのまま日本へ持ち帰る |
お金をそのまま日本へ持ち帰る |
金額が少額であれば、この方法が最も確実な方法です。しかし、どの国も自国通貨の持ち出しについては、厳しく制限していて、持ち出せる金額には上限があるので、金額が少額である場合に限られます。 |
現地現行口座の外貨を日本円に換金して送金する |
この方法は、最も簡単ですが、送金時の為替レートで円に交換されてしまいます。たまたま円安の時点なら、とても有利な送金ができますが、逆に円高の時代には日本円として獲得できる円貨が少ないというデメリットがあります。 |
外貨のまま日本の銀行口座へ送金する |
日本に米国ドルのまま送金できれば、日本に帰国後になって、為替レートの動向を確認しながら自分の都合のいいタイミングで日本円に交換することができる利点があります。 |
現地の銀行で小切手を発行して持ち帰る |
現地銀行のルールにより、海外への送金額の上限が設定されている場合などでは、資金の一部しか送金できない可能性もあります。 |
日本の銀行へ送金する具体的方法 |
日本への送金に必要な情報 (残高全額送金想定) |
現地の銀行に行って、係員に日本への送金をしたいと申込むと、どうしたらいいか説明をしてくれます。 ・現地銀行の口座番号 そして、必要なのが、自分の日本にある送付先銀行自体の情報、その銀行での自分自身が持つ口座情報、更に自分自身の個人情報です。
◆送金依頼人情報(今回の場合は自分自身) 宛先となる日本の銀行の「SWIFT CODE」などが分からない場合には、現地銀行側が調べて助けてくれます。銀行側が必要とする情報は次のように多種ありますが、送金依頼人としては上記の情報が提示できれば大丈夫です。
・使用通貨/Currency |
送金通貨の指定 |
アメリカ現地銀行からの送金時で、アメリカ銀行で日本円に変換後送金する場合に一定の金額以上を送金するときは、特別な変換レートを適用してくれる場合があります。 |
現地の銀行口座を残す場合 |
現地銀行口座を残したい場合 |
留学や現地任務が終了するとなれば、基本的には現地の銀行口座のお金に関しては、上記のような方法で、日本へ送金し、銀行口座は解約するのが原則です。
1.近い将来、再度留学や再度赴任するかも知れない場合
米国では、現地銀行に口座を残すことは問題ありませんが、国によっては、帰国時には口座を解約するべしと定めていることもあるようです。 |