〔車社会アメリカ〕

車を買う・車を売る

アメリカで車を買う

　日本では車の番号は自由に決めることはあまりやりませんが、アメリカでは自分の好きな番号を付けることがとても多くあります。

　私が目撃した番号では、＜BMV NOT＞という番号を付けたボルボ車、バージニアにあるMCAという日系企業の社長は、＜MCA VA1＞という番号を付けていました。部下の車には「VA2」「VA3」…という続番が付いていました。

　＜NY RNGRS＞(ニューヨークレンジャー)という番号を見たこともあります。＜I EAGLE＞、＜EAGLE B＞という明らかにゴルファーだと推定されるナンバーも見たことがあります。

　私の部下だったアメリカ人課長はベトナム帰還兵ですが、軍人のデザインのついたナンバー＜V/V＞（ ベトナム･ベテラン：ベトナム老兵）のナンバーを付けていました。

　また、こんな番号の車にも出会いました。＜BMD NOT＞...これはVOLBO車でしたが、きっとBMDの車が嫌いなんでしょうね。

　AAAは「トリプルA」と発音します。

　AAAは日本でのJAFと同様な機能を持つ組織です。特に日本人にとっては、「困ったときのAAA！」という感覚の便利な組織です。何かあったときにはとても助かります。

　AAAに入会すると、地図を無料でもらえます。また、どこに行きたいと言えばそこまでの道のりを地図上に記入してくれます。スモールチックという道路案内地図、表を作ってくれます。これには目的地までの経路と各部分の必要時間が記入されています。

　また、目的地でのホテルを紹介し割安に予約もしてくれます。

　私はAAAには二度ほど助けてもらった経験があります。

　一度目は、まだ暗い早朝からニューヨーク近辺の歯医者まで通ったときでしたが、先方に到着した時点では既に明るくなっていました。

　車を降りる時、警報が鳴ったのですが、まだ車を購入してまもなくだったために、何の警報かわからずそのまま歯の治療に向かいました。治療が終って帰ろうとしたところ、エンジンが掛かりません。原因はライトが点灯したままでをバッテリーが上がってしまったのでした。

　AAAに電話したら直ぐきてくれ。エンジンを掛けてもらって、そのまま2時間ほど運転して自宅に帰りました。途中でエンストしたら困るだろうと心配しながらの2時間でした。

中古車販売

　日本への帰国等の理由で自分の車を売りたくなったとき、インタｰネットで中古車の標準販売価格を調べることができます。

　年次、型式、マイレッジ（使用距離数）、アクセサリー（パワーハンドル、レザーシート、カーステレオ、オープンルーフ、自動キー）の種類等によって値段が変りますが、それを事前に調べることができて便利です。